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リモートデスクトップの活用



Windows XP Pro に標準搭載のリモートデスクトップという機能、こいつが非常に便利でして、紫桜さんもかなり活用させていただいております。
ま、こいつがどんな機能なのかは今回は省略します。

出先から自宅のパソコンをリモートで操作する場合、自分のパソコンのグローバルIPを知らないと始まらないのですが、IP固定なんて贅沢なサービスを受けていない人は、でかける前に自宅のグローバルIPを調べてから出かけないといけません。これは少々不便です。
フレッツADSLやフレッツISDNで常時接続はしていても、IPはその都度変わる物です。
ここで、登場するのが、ダイナミックDNSです。
リモートデスクトップでは接続先を『IPアドレス』か『コンピュータ名』で指定するとなっていますが、別にドメイン名でも良いのです。ちゃんとDNSが働いてくれます。
ダイナミックDNS更新には、DiCEがオススメです。
こいつを常駐しておけば、グローバルIPが変わる度にダイナミックDNSを更新してくれます。
よって、出先からはいつもこのダイナミックDNSで取ったドメイン名を指定すればリモートデスクトップできる!!超便利!!!
これを思いついた時、紫桜さんはマジで感動した!!(笑)


ダイナミックDNSを使うと言う事は、世界中のDNSに自分のグローバルIPを晒している訳ですから、ちょっとセキュリティ面で心配ですね。
って訳で、リモートデスクトップで使うポートを変更する事にします。
リモートデスクトップは標準では、3389と言うポートを使ってます。
ポートを指定しない場合、この3389に繋げに行きますので、標準のままではちょっと心配ですね。
リモートデスクトップのポートの変更の仕方は、
レジストリエディットを立ち上げて

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp

の『PortNumber』の値を変更するだけです。
ここでは仮に5000とします。

これでリモートデスクトップで使用するポートを変更する事ができます。
実際に繋げる場合は『xx.xx.jp:5000』とすれば繋がります。

当然、ルーターを使っていたら、その変更したポートを解放する必要があります。
ここでは5000ですので、ルーターで5000を空けなくてはありません。
今まで普通にリモートデスクトップを使用していて3389を空けて居たなら、3389は閉じておきましょう。

これで、あなたも家のグローバルIPを気にする事無く、取得したドメインとポート番号さえ覚えていればいつでもどこでも、出先から家のパソコンをリモートで操作できます!
それでは、快適なリモート環境を・・・・。

(02/08/20)



 
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